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文明の四大法則

1 :世界@名無史さん:04/04/15 20:20
栗本慎一郎『幻想としての文明』より

1.地球をリードするような大きな文明は、空間的に離れた場所で興隆しても
  ほぼ同時期に起こり、同時期に滅亡する。つまり、お互いの連絡が無くても
  シンクロニシティ(同時性)がある。

2.文明とは情報の蓄積された状態であり、文化とはその蓄積された情報を
  システマティックに使うあり方である。この点から見て、地球上の同時期の
  諸文明はかならず同質である。

3.文明はその内部の本質的腐敗により、衰退する。それは、文化すなわち情報処理の
  構造的混乱による。外敵、外圧は、単なる引き金として意味を持つ。

4.一度、地球をリードするような文明が栄えた地では、その文明が衰亡すると、
  二度と再び豊かな文明が興隆しない。その地域の人びとはいつまでも停滞と貧困に
  苦しむ。


2 :世界@名無史さん:04/04/15 20:21
以上四大法則の補足としての小法則四つ

1.興隆と滅亡の具体的時期やきっかけは、疾病による体質変化や集団的心理の動きに
  よって決定される。それによる時間的ずれは、たかだか百年程度のスパンの範囲内
  であるが、偶発的と言えば偶発的、人の主体性が働きうる場と言えば言えるものである。ただし、疾病は非常に大きな意味を持っている疑いがある。つまり結果ではなく、
  原因かもしれない。

2.これまでは理解されなかったが、日本と西欧は、メディアによる情報の集団的処理と
  いう文化形態を持つという点で同質の文明である。この情報の集団的処理のため、
  統合市場が必要な手段となっている。これが自由市場社会である。
  日本と中国を同じ型と見るのは大きな間違いである。中国は大法則4による停滞と
  混乱期にある地域だ。この誤解のために、日本は太平洋戦争において、致命的な失敗
  を犯した。つまりアジアはひとつという根拠の無い幻想に依拠してしまった。
  14世紀がこの型の、現在最も栄える文明の出発点であり、これは大法則3の適用
  により、最後の段階に入っている。

3.文明の内部的混乱の徴候は、結果として構成員(市民)の勝手で根拠の無い要求
  (無制限の福祉や全体を見ない単一目的小グループの主張)の乱立という形で、
  最もよくあらわれ出る。どうやら日本にもこの徴候があらわれ始めている。

4.一度表舞台から降りた文明の地域でも、意識的で強力な革命が行なわれると
  息を吹き返す。マホメットが初期イスラムの革命を行なった地域は、古代メソポタミア文明の地であった。これが唯一の例外である。この例外を再び起こせるかどうかは、
  日本人とヨーロッパ人に課せられた重い課題である。


3 :世界@名無史さん:04/04/16 09:47
コンスタンティノープルとイスタンブールは?

4 :世界@名無史さん:04/04/17 18:35
無茶苦茶な理論だ。
ローマや中国が地球をリードしたというのか?

ローマや中国が影響を及ぼしたのは、それぞれユーラシア西部、東部だけだろう。
アメリカ大陸やアフリカ大陸の大部分にはほとんど影響を及ぼしていないと思うが違うか?

とくに中国は非常に長期間興隆と滅亡を続けた地域であり、21世紀の主役をになうであろう国だぞ。

おそらく中国が日本を越えることは無いなんていう根拠の無い幻想をもった馬鹿の意見だろう。
現実の見えない奴というのはこれだから困る。


5 :世界@名無史さん:04/04/18 17:19
電波晒し上げ

6 :世界@名無史さん:04/04/23 03:31
新説だな

7 :世界@名無史さん:04/04/27 21:49
栗本は90年代初頭は中国は駄目だ駄目だと言い続けて
議員になってからは「これからは中国とどう付き合うかが重要だ」と言ってたな


8 :世界@名無史さん:04/04/27 22:09
>>1
その本に載っているおおまかな理由と具体例を少し書いとけ。

9 :世界@名無史さん:04/04/27 22:18
マヤやアステカは、いわゆる「旧大陸」とは違うタイミングで盛衰をしたと思うんだが、
「地球をリードするような大きな文明」ではないということなのかね。

10 :世界@名無史さん:04/04/28 23:25
91年刊 光文社 立ち腐れる日本 西部邁・栗本慎一郎対談

西部 「アジアの民には性善と性悪という人間の両面性をきっちり見定めた上で
     生活や人間関係の仕組みを作っていくということが、どうもわからずじまい
     になっている。そのために、誰かを悪者に仕立てて集団リンチを行ったかと
     思うと、自分さえ良ければいいんだという卑俗なエゴイズムでその日暮らし
     をしたりする。モンスーン地帯全般にそういう傾向があるんですかね。」

栗本 「かつてアテネでも同じようなことがあり、ソクラテスの弟子のアリストテレスは
     アテネに見切りを付けてマケドニアに戻るわけです。そしてそこでアレキサンダー
     を育てたわけですが、そのアレキサンダーは、東西融和、ヘレニズムという
     壮大な思想を打ち立てて、それによって旧態依然たる文明を壊し、新しい
     自由な社会を作ろうとした。その結果、中国以外の三つの文明は滅ぼされた
     わけですが、中国だけは残ってしまったんですね。アレキサンダー自身は
     中国に行こうと主張していましたけどね。つまり中国文化圏では、愚衆による
     賢者への集団リンチのようなものが破壊されないまま、ずっときてしまった。
     理性を装いつつ集団リンチを行うというふうなごまかしを、自分達の社会に
     対して許容しているのは、むしろモンスーン地帯というよりも、曲がりなりにも
     漢字を使っている地域だと思います。要するに、気候ではなく、文化なのでは
     ないですかね。」

11 :世界@名無史さん:04/04/28 23:35
>>10
漏れは、東アジアはタイフーン地帯だと思ってきたが?w


>中国文化圏では、愚衆による賢者への集団リンチのようなものが
>破壊されないまま、ずっときてしまった。

ネタで言っているとしか思えん。

12 :世界@名無史さん:04/04/29 18:10
>ソクラテスの弟子のアリストテレスは
?????
>アテネに見切りを付けてマケドニアに戻るわけです。
オレは追い出されたって説を信じてるけどな。
>愚衆による賢者への集団リンチのようなものが破壊されないまま、
>ずっときてしまった。
知識人の地位がもっとも高かったのが中国って聞いたけど・・・
僧侶でも官職でもない人の文書があれだけ持て囃された文化があるか?

13 :栗本慎一郎『幻想としての文明』:04/04/29 23:20
たとえば、ギリシア・ローマを考えればわかるように、なぜか同じ土地にはかつて
文明の栄えたエネルギーや、あるいはその教訓によってさらに上質のものが
できるというようなことはなく、その空間はあたかも一定の神から与えられた
エネルギーを予定量終了してしまったかのごとく停滞するのである。
エジプトもインドも同じだ。アンデス文明の地、ペルーもそうである。
そこでもし中国を「終わった」文明に入れるならば、紀元後の唐(618〜907)の
繁栄はなんだったのかということになる。
唐の文化は、基本的には新しいシステムが文明に付け加えられるものではなかった。
たとえば古代文明が人類に持ち込んだ文字、巨大建造物に相当する新しいものが
あったわけではない。情報の処理の仕方は、基本的に過去の中国をまねようという
ものであった。
現実的には唐はかなりの繁栄の時期であったわけだが、これはあるひとつの
(文明延命にとっての)正しい方針によっていた。すなわち、漢民族の優位を認める
限りにおいて、いかなる外国の文化も肉体も登用するという「融合」または「交錯」
の方針である。
交易や市場が発達し、中国人にとっては異国の文化が発展し、出入りの多いが
ゆえに活発に見える社会がつくられたのはこのせいである。
したがって、これは中国文明の復活というよりも、衰えた過去の文明大国が
新しい異人たちの血を吸って、一時的によみがえったものだった。もちろん
文明の新しい再生ではない。あるいは復活でもありえない。
ようするに春秋戦国時代以降、いわゆる中国文明というものは停滞あるいは混乱
のままなのである。
中国は後述のマホメットのような革命が行われなければ、このまま停滞の泥沼に
沈むことになるはずの空間である。
このことに気付かない現代の中国人たちは、まさしく危機に瀕している。
いまだに自分たちが目さえ覚ませば、歴史の表舞台を踏めるというのは傲慢な
幻想なのであって、これは天安門事件の際の反体制派側(市民・学生側)の
具体性のない要求の中にあらわれていた。
そういうことでは中国は救えない。中国は、いま、放っておけばギリシアが長い間
味わった泥沼の辛酸を長くずっと舐めていく地点にいるからだ。

14 :栗本慎一郎『幻想としての文明』:04/04/29 23:35
エジプト、メソポタミアについては、紀元前5000年から4000年前期に
文明が出立し、人類最古といわれている。しかし文字、都市、巨大建造物に
加えて車輪を用いる文明は、シュメール人によって紀元前3000年ごろに始まる。
彼らのウルク都市群文化によって、今日、われわれが古代文明と考える形のもの
となったのである。興隆を見るのは紀元前3000年およびややそれに先立つ時点だ。
中国でも同じ頃定住集落を基礎とする文明が始まる。夏という王朝が本当にあったの
かどうかは、まだ考古学者の確認を得ていない。しかし、紀元前3000年頃の
定住の飛躍的増大、および建造物の発足は確認されている。
インドの古代文明だけは、教科書上ではまだ紀元前2350年あたりが初期とされている。
モヘンジョ・ダロとハラッパーを中心としたインダス文明である。
しかし、インダス川流域の東西1600キロの広大な地域は、古代文明でも特別に
広範囲にわたる文明だ。この広大な地域から、やがては考古学者たちが紀元前
3000年の興隆を実証するものを見いだすに違いないと、われわれは考えている。
事実、かつては教科書にその名のなかったコト・ディジおよびソティの文化が、
インドの初期文化として確認されているのである。牛車の玩具を作っていたソティの
文化は紀元前3000年だ。
そしてインド文明とメソポタミア文明は、なんと紀元前3400年にはすでに陸路で
通商を行っていた証拠があると学者達は考えている。
古代四大文明以外でも、南米のアンデスで紀元前3000年には定住文化が
開始されていることがわかっている。アンデス山中で馬鈴薯の栽培が始まったのは
その頃だ。ちなみに、アンデス文明は、15世紀のインカ文明に至っても車輪を
用いないのが特徴である。
紀元前3000年頃には地球の中緯度地方の温度が下がり、森林が後退した。
そのため農耕がやりやすくなり、森に邪魔されずに移動もしやすくなった。


15 :栗本慎一郎『幻想としての文明』:04/04/29 23:39
東ヨーロッパでは、コーカシア地方でインド・ヨーロッパ語族の興隆がこの頃始まっている。
これらの文明はすべて紀元前4〜5世紀に滅ぶ。
中国文明は周が滅亡した後、春秋時代という政治的には停滞したが思想的には
活発な時代が400年ほど続く。そしてその後は戦国の混乱になってしまうのである。
インド、エジプト、メソポタミアの文明は、なんとギリシアを滅ぼした同一の人物、
アレクサンドロス大王によって終わらされる。紀元前4世紀後半である。
アンデス古代文明についてはよくわかっていない。だが間違いなく、なにか
シンクロニシティを示す証拠が出てくるだろう。この点は、将来の課題としておこう。

16 :世界@名無史さん:04/04/30 20:53
宋の繁栄はスルーなのかな

17 :世界@名無史さん:04/04/30 21:09
栗本。

学校の教科書を自分なりの勘で解釈し、何かを受信して書いた本なのかな。

全体的に難しいけど、

> 東ヨーロッパでは、コーカシア地方でインド・ヨーロッパ語族の興隆がこの頃始まっている。

これわかんねえ。

どういう条件で繁栄するかっていうのはひょっとしたら面白いネタかもしれないけど、
こういうのから入って行くのはけっこうすごいですな。

栗本の専門って何だっけ。ここまでクレイジーでいいのか。

18 :世界@名無史さん:04/04/30 21:11
経済人類学


19 :世界@名無史さん:04/04/30 23:19
いや、アリストテレスがソクラテスの弟子と言っている時点でバカ丸出しなんですが。

そういえばウチの大学の教授やってたんだよな・・・。

20 :世界@名無史さん:04/05/01 19:50
歴史心理学モドキの間違いじゃないの、これ?

21 :世界@名無史さん:04/05/02 13:00
アシモフを冒涜するな!


22 :世界@名無史さん:04/05/02 18:29
もっと電波を

23 :世界@名無史さん:04/05/20 21:48
FM波

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