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集団形成と生産性

1 :ららら:2001/08/02(木) 16:13
最近の私の中の研究テーマとして、

密なコミュニケーションを持つ集団形成によって
高い生産性を生み出す事が出来るのか?

というものがあります。


どなたか、この疑問についての答えを導いてくれるような本、
あるいは研究をしてらっしゃる方、をご存知ありませんか?
マジレス期待してます。よろしくです。

2 :工学ドキュソ:2001/08/02(木) 18:53
どういうものついていっているのかわからないんだけど・・

社会心理学の昔の研究は役に立たない?
小集団による課題遂行みたいなやつ。
あとはチーム行動の研究とか?

漏れの個人的な意見としては集団内のインタラクションが
高い生産性を生み出すかどうかについては 少し疑問。
ただ、対象とする問題・課題の構造にもよるかな。

3 :名無しさん:2001/08/02(木) 19:30
>>1

経済学の人?

4 :1:2001/08/02(木) 20:19
>2
なるほど、ありがとうございます。参考にしてみます。

>3
いちおー社会学部っす。

生産の量的向上はともかく、
質的向上は社会組織による信頼関係によってしか望めない。
具体的には、奴隷制は生産の質に大きな問題があったために廃止になった。
歩合制でも、生産「量」でしか人を管理できない。
という話を聞き、面白そうだと思った次第です。
誰がこれを言っていたかも分かりません。
あんまり社会学をちゃんとやっている友人が周りにいないもので、
相談する人もいないのです。
皆さんだけが頼りです。よろしくです。

5 :名無し:2001/08/02(木) 20:36
>>4
ん〜と、歩合制と生産性についてはウェーバーの「プロ倫」で
ちょっと論じられてる。
まあ、要は「勤労」を「使命」として奉ずるエートスが必要なんだ、と。
あとは、俺が知ってる中ではギデンズかなあ。
近代的な組織についてギデンズが論じてるものがあって、
それが参考になると思うんだけどちょっと思い浮かばない・・・。

6 :CC名無したん:2001/08/02(木) 21:33
カール・ワイク、
1979、『組織化の社会心理学』、
1995、『センスメーキング・イン・オーガニゼーションズ』
遠田雄志訳、文眞堂

この2冊をお勧めする。
それまで集団の組織化は、目的−手段図式という近代的語法と、
目的達成の効率という点から語られてきた。
しかし、ワイクは世界の把握と「意味」作りというコミュニカティブな力によって
集団が自己組織化する点に注目し、組織論の意味論的なパースペクティブを展開している。

7 ::2001/08/02(木) 22:38
あ、そういう話しだったのね。
見当違いだったね。スマソ

8 :1:2001/08/03(金) 07:08
>5さん、6さん
なる。読んでみます。

>7さん
あまり先入観を持たずに広い意味で取って欲しかったので、
非常に参考になります。

もし他にも、少しズレるけどこんなのがある、
なんてのがあったらお願いします。

9 :島田裕巳:01/11/11 14:26
島田裕巳

10 :幼女スキー:01/11/15 18:34
幼女ハァハァ

11 :1:01/12/17 16:51
島田裕巳って・・・?

12 :a:02/03/15 22:29
age?

13 :中葉:02/05/15 00:00
この疑問についての答えを導いてくれるような本

Cultivating Communities of Practice: A Guide to Managing Knowledge,
Etienne Wenger, Richard McDermott and William M. Snyder, Harvard
Business School Press 2002
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1578513308/250-0060478-0096270

14 ::02/05/15 00:20
ロックやそのフォロワーであるノージックが似たような事を言っていましたね。
もっとも、あの場合は初期集権化における個と社会の距離感がメインでしたが。

15 :カリスマ垢すり:02/05/16 00:43
>>13
その本の内容はどんなかんじですか?買おうかと思っているのですが。

Lave and Wenger(1991)は読んだけど、つかみ所がなかった。
俺の理解では、、、学習とは知識の移転ではなく、社会化一般をさすのである。
そして、有効な学習のためには「正統的周縁参加」という状況が必要である。
そういう話だったかと思われた。

また、Aldrich(1999)のなかには、組織が生まれるということは、
すなわち実践共同体(community of practice)の進化だといっていた。

学習=社会化=組織化=「徒弟制」であるという、どちらの本も捉えどころのない話であった。

ただ俺が興味を持っているシリコンバレー的な起業集積での成功体験の模倣と連鎖という状況を
上手く説明できるのではと思っている。
その場合、バンデューラの社会的学習理論とどこがどう違うのかも考えなければ・・・。
俺自身が何を言いたいのか分からなくなってきた・・・。困った。
ウツダシノウ・・・
(-_-)
(∩∩)

16 :やまがた:02/05/16 01:42
ロバート・パットナム。Social Capital (社会ネットワーク)が効率を
あげるんだという一派の筆頭格です。

17 :中葉:02/05/20 00:19
>15 その本の内容はどんなかんじですか?買おうかと思っているのですが。

実は、まだ第1章の最初を読み始めたばかりです。その感じでは、非常に実践的で
方法論的なようです。私はプロジェクト・マネジメントへの応用に追われているので、
その要約版のような、Harvard Business Review January-February 2000の論文
Communities of Practice: The Organizational Frontier by Etienne C.Wenger
and William M.Snyderで全貌をつかみながら、現実の問題を解決しようと焦っています。

18 :中葉:02/05/20 00:25
追加です。この本を読んで実際の仕事を、少し前から手がけていらっしゃるNRIの
山崎秀夫さんにお聞きしたところでは、彼の書いた「電脳縁が仕事を10倍楽にする」
http://www.president.co.jp/book/1742-1.html
に易しい解説があるようです。私は注文したばかりですが、試して見られたら如何ですか。

19 :中葉:02/05/26 06:04
>>15 俺自身が何を言いたいのか分からなくなってきた・・・。困った。ウツダシノウ・・・

いや、何を言いたいのか私にも解りませんが、「言いたい気持ち」はよく分かります。
どうしてかと言うと、私の気持ちと近いに違いないと、自信を持っていえるからです。

この問題は、そういう問題、つまり言葉ではうまく説明できない問題だと思います。
それをある程度でもやっているEtienne Wenger, Richard McDermott and
William M. Snyderの3人は、矢張り偉いと思います。

20 :中葉:02/05/31 05:37
>>18 「電脳縁が仕事を10倍楽にする」

昨日入手しました。易しいこと、事例が多いことは抜群でびっくりしました。
何かに使えるかもしれません。

21 :中葉:02/06/28 05:16
>>13 この疑問についての答えを導いてくれるような本 Cultivating Communities of Practice: A Guide to Managing Knowledge

その後2ヶ月間、この本を巡ってもたもた考えましたが、これからほぼ1年くらい
本格的、かつ実践的に取り組んでみようと思います。

とりあえず、夏休みは個人の勉強、その後は、その抄録をホームページに載せて、
それをベースにメーリングリストでのサイバー勉強会、、、などを企画しています。

>>1 密なコミュニケーションを持つ集団形成によって高い生産性を生み出す事が出来るのか?

が提起された課題を「高い知的生産性」に限定してのアプローチです。

22 : :02/09/01 14:59
あのへんの理論は、
プロレスで言えば
「マット中央でふらついている相手に宙返りカカト落とし」くらいの
大技だけ練習して、その状況に持っていくための
ラリアットとかロープ技は全然知らないようなもの。

ウンチクを語るのと、仮想練習にしか役に立たん。


23 :中葉:02/09/02 15:12
うまく説明しましたね。言い得て妙です。

そう言われるほどやってみたくなる私でした。

24 : :02/09/02 16:07
中葉は年のせいか、若者とは粘り強さが違う(笑)。

25 :中葉:02/09/10 07:52
年のせいかどうか解りませんが、自分自身、若い時から、俺は偏執狂じゃないかと
思っていました。執念深く、しつこいのです(泣)。

26 :a:03/01/04 06:13
有意義スレage

27 :山崎渉:03/01/17 16:16
(^^)

28 :山崎渉:03/01/17 17:08
(^^)

29 : :03/03/04 10:43
\^^/

30 :山崎渉:03/03/13 13:24
(^^)

31 :山崎渉:03/04/17 09:52
(^^)

32 :山崎渉:03/04/20 04:32
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

33 :山崎渉:03/05/21 22:23
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

34 :山崎渉:03/05/28 15:15
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

35 :山崎 渉:03/07/12 13:00

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

36 :op0ppp:03/07/12 14:58
共産党は悪党!
パナウェーブのリーダーの言動を見てください。
誰がみても奇異です。妄想症とはああいう人のことをいうのです。
『日本狂産党・同類』
日狂の党内は、世間を上回るスピードで超高齢社会化してる。
基地外、キティー、妄想狂、自分では正しいことを言っているつもり。
共産主義者が批判者を隔離=これ日常!
セクハラ行為=これ日常!
タラフク飲ンデルゾ、 酒飲ムナ!不出茶化
不出茶化の酒席でのご乱交は今に始まった事ではない。
数年前は、離婚問題にまで発展した新宿歌舞伎町の女問題もあったし。
2000年5月にも元常任幹部委員の市川○一・元参院国対委員長の『不倫問題』
女性問題に敏感な筈の党がこれですから!
ビラ撒きする時、既に他の党派のビラが入っていたりすると、
それを抜き取ってしまうようにとの指示が地区幹部からある=これ日常!
日本共産党員連続幼女レイプ事件の判決はどうなりましたか。
佐○木けんし○う君雑収入17倍!
ガッポリ、ボロ儲けですか?

もっととんでもないネタがあるよ!!!

流石!赤だな!


37 : :03/07/14 10:23
わからん。

38 :山崎 渉:03/07/15 12:29

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

39 : :03/11/03 20:51
;ppppp

40 :中葉:03/12/25 10:18
>>1 どなたか、この疑問についての答えを導いてくれるような本、あるいは研究をしてらっしゃる方、をご存知ありませんか?

相変わらず、しつこく続けています。私。

しばらく経営学版の「知識時代の実践的組織論5」http://money.2ch.net/test/read.cgi/manage/1067543601/
真でがんばりましたが、マンネリになり、疲れを覚えるようになったので、
もう一度、社会学的アプローチによって同時多発的・併行的にアプローチしようかと思いました。

以下のような取り組みです。

>>21 >>1 密なコミュニケーションを持つ集団形成によって高い生産性を生み出す事が出来るのか?
>
> が提起された課題を「高い知的生産性」に限定してのアプローチです。

少しだけ具体的に表現すると、「多文化コンフリクト・レゾリューション」
(参考資料 http://home1.catvmics.ne.jp/~shibatay/career-plan.htm
というコンセプトの実用化をたくらんでいます。

>>25 執念深く、しつこいのです(泣)。

41 : :03/12/30 13:38
>密なコミュニケーション

回数が多いだけのコミュニケ−ションでは、意味無し。
要は、内容。

42 :中葉:03/12/30 20:05
賛成です。数より質ですよね。

コミュニケーションの質について考えましょう。

43 :中葉:04/01/02 11:40
コミュニケーションの質について新年番組で興味深い対話があった。

http://tv.yahoo.co.jp/bin/search?id=5187523&area=tokyo
「村上龍とリーダーたちの対話」
NHKスペシャル◇出口の見えないデフレ不況や進まない構造改革、アメリカ
追随型の国際貢献など、バブル崩壊後の日本はあらゆる面で競争力を失い、
世界的な信頼度も低下し続けてきた。国内でも少子高齢化や学力危機、
凶悪犯罪の増加など深刻な問題を抱え、日本人の生き方そのものが揺らぎ
始めている。迷走し続ける日本がそれらの課題を乗り越え、活力を取り戻す
にはどうすればよいのか。現代日本の抱える問題の分析に取り組んでいる
作家の村上龍氏が、日産自動車社長のカルロス・ゴーン、軍縮会議日本政府
代表部全権大使の猪口邦子、ノーベル医学・生理学賞受賞者の利根川進の
3氏と対談する。

この対話の中でゴーン氏は以下のように言っていた。
「グローバル化の結果、異文化交流の必要性が生じるが、その場合に最も
大切なことは、自分の考えをはっきり相手に伝える能力だ。それができな
ければ常識も異なる他の文化に呑みこまれてしまうと。」

44 : :04/01/02 11:47
従業員の運命(その家族の運命)を会社が握っているのか?
家族の運命(その人生選択の余地)を親が左右しているのか?
国民の平和・権利・安定した生活の運命を国家が左右できるのか?

45 : :04/01/04 20:06
>>44
>従業員の運命(その家族の運命)を会社が握っているのか?

これについては、かなりの部分を握っているんでない?

46 :中葉:04/01/04 20:26
>>44
設問をもう少し修正していただけませんか?

47 :でえ:04/01/04 22:07
ソースは覚えてませんが、
ナマケ者がいる集団の方が生産効率が高いというTV番組がありました。
動物や昆虫、そして人間も同じだという調査結果があるそうな。
社会性の高いアリでも10パーセントはナマケ者だとか。
なんだかウレシイけどね。

48 :中葉:04/01/05 05:24
この話は面白いですね。

私は2割が働き、8割が遊んでいると理解していたのですが、
その逆もあるようです。

8割が遊ぶ説:http://www.chakuriki.net/diary/archives/000210.html
8割が遊ぶ説:http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/Shiten_site/Education89.html

49 :1割:04/01/05 08:40
私がTVでみたのは以下でしたよ。

  働き者     1割
  怠け者     1割
  普通に働く者 8割

観察されたいかなる生物でも同じ比率という説明面白かったです。

50 :中葉:04/01/05 10:25
8割が遊ぶ説:http://www.chakuriki.net/diary/archives/000210.html

は間違い、

2割が遊ぶ説:http://www.chakuriki.net/diary/archives/000210.html

でした。

51 : :04/01/08 02:57
日本的な長期雇用(かつての)は、信頼関係を伴う集団形成ということなのかな?
とすると、これからはどうなるんでしょう

52 :かな:04/01/08 03:03
対人的コミュニケーションの具体例と特徴について、どなたか教えて下さい。

53 :中葉:04/01/11 11:34
>>51 これからはどうなるんでしょう

丁度同じような話題にコメントしたばかりです。それは知識時代の実践的組織論5
mes378 http://money.2ch.net/test/read.cgi/manage/1067543601/378

これからどうなるかが、正に「知識時代の実践的組織論」の中心課題です。

昨年のNHK「変革の世紀」でMITの組織研究者トマス・マローン教授がこんな
期待を述べていました。

“日本の企業は伝統的にピラミッド構造が強く、個人がリーダーシップを
発揮することは難しかったかもしれません。しかし、その反面、社員同士の
強い横のつながりやチームワークによって多くの素晴らしい製品を産み出し、
成果を上げてきたことも事実です。組織の形態や構造、つまり人と人との
関係のあり方は、国や文化的な背景など、いくつもの要素によって大きな
違いがあります。日本の方々が、将来、どのように文化的な長所をいかして、
新しい組織のかたちを作り上げていかれるのか。
私は、日本の21世紀の組織の姿を興味深く見つめて行きたいと思っています。”

私の狙いも、マローンの期待と近いところにあります。

54 :中葉:04/01/11 11:42
>>52 対人的コミュニケーションの具体例と特徴について、どなたか教えて下さい。

こちらも偶然同じ他スレで書き込んだばかりです。少し修正して転載します。

http://money.2ch.net/test/read.cgi/manage/1067543601/381

「そもそも、コミュニケーションそれ自体は、よいものでも、望ましいもの
でもない。それは手段である。何のためのコミュニケーションかが問題であ
る。今世紀におけるスターリン、ヒトラー、毛沢東の三人組ほど、カリスマ的
なリーダーはいなかった。だが彼らは、史上かつてない悪行と苦痛とを人類に
もたらした似非リーダーだった。」

学生は期末レポートに「これを読んで、自分の理解が覆されて困ってし
まった」というような感想を書いてくれました。

55 : :04/01/11 23:53
 「信頼関係を伴う集団形成」と他方で、個人の競争力を活発にする
「ネオリベラリズム的システム」導入の方向性は、あと数年は後者の
方が強い傾向になってくるような気がしますが。

56 :中葉:04/01/12 21:17
>>55 のおっしゃることは興味あるポイントで共感します。

宮台真司氏が、リバタリアニズム・リベラリズム・コミュニタリアニズムの円環と題して問題をうまくまとめていらっしゃるので引用します。3、4回に分けて。
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=28

◆ リバタリアニズム・リベラリズム・コミュニタリアニズムの円環
■付録CD−ROMには「マル激」の第138回「戦後保守主義の終焉」を収めた。政治コラムニスト中村啓三さんを迎え、総選挙投票日を2日後に控えた11月7日に収録した。
■まず自民党保守本流とは何だったか、小泉政権が保守本流ではないとはどんな意味かを論じた。
次に保守本流の行き詰まりは各国で再分配政策とネオリベ政策の行き詰まりを招いたものと同じだとして「第三の道」の現実性を論じた。
■今回は、番組で紹介した各種の思想やそれに基づく政策パッケージの意義を、理解するのに必要な基礎知識を紹介しよう。

【リベラリズムとコミュニタリアニズム】
■70〜80年代にかけて、政治哲学において、リベラリズム、コミュニタリアニズム、リバタリアニズムの間に活発な論戦がなされ、原理的問題はほぼ論じ尽くされた。
■自由至上主義と訳されるリバタリアニズムに対し、リベラリズムは自由の前提たる公正(平等)を実現する再分配が重要だとして、
公正の基準に「社会のどこに生まれ変わっても耐えられるか」という立場可換性を持ち出した。
■これに対しコミュニタリアニズムは、「どこに生まれ変わっても耐えられる社会」は人によって違い、この違いがが立場不可換
な自己を構成し、その自己が共同体というベースよって培われるのだとして、共同体的伝統を重視した。
■この批判をちゃんと理解したい。例えば、自分が属する共同体外の人なら耐えられることに、共同体内の人が耐えられないこと
があり、よりによって、そこにこそ共同体成員のアイデンティティが宿りうるのだ。

57 :中葉:04/01/12 21:23
■共同体外の人がなべて汲取式便所に耐えられるのに、共同体内の人だけが耐えられないとき、
外の人に「お前が俺に生まれ変わっても耐えられるか」と抗議しても「うん、耐えられる」で終わり。
でも汲取式を我慢すれば自分は自分でなくなる…みたいな(笑)
■この批判は正当だ。でもそれだけでは、個人ならぬ共同体を主体とする優勝劣敗的リバタリアニズムを克服できない。
そこで今日のリベラリズムは追加策を持ち出す。第一に、より多くの異なる共同体が「それは自分たちなら耐え難い」
と感じる事柄から政策的に手当てする。「最大多数の最小不幸」原則と言う。
■何が幸いかは、個人ごと共同体ごとに違うはず。でも痛いのは嫌、苦しいのは嫌、死ぬのは嫌、という具合に、幾つかの不幸については立場可換が成立しやすい。
そこから順に手当てしようというわけだ。
■第二に、社会内に多数の共同体があるとして、自分の属する共同体の外の人なら耐えられることに共同体内の人が耐えられない場合があるのと同じく、
共同体内の大半の人が耐えられることに、自分たち共同体内少数派だけが耐えられない場合もありうる。
■立場不可換が同心円的に生じうるということだ。そのため共同体内少数派が、問題次第ではむしろ共同体外の人たちと感覚を通底するのだ。
そこで今日のリベラリズムは(1)各共同体内では立場可換を保証し、かつ(2)共同体間では「参入離脱の自由」を保証することを原則とする。

58 :中葉:04/01/12 21:26
■共同体外の人がなべて汲取式便所に耐えられるのに、共同体内
の人だけが耐えられないとき、外の人に「お前が俺に生まれ変わっ
ても耐えられるか」と抗議しても「うん、耐えられる」で終わり。
でも汲取式を我慢すれば自分は自分でなくなる…みたいな(笑)
■この批判は正当だ。でもそれだけでは、個人ならぬ共同体を主
体とする優勝劣敗的リバタリアニズムを克服できない。そこで今
日のリベラリズムは追加策を持ち出す。第一に、より多くの異な
る共同体が「それは自分たちなら耐え難い」と感じる事柄から政
策的に手当てする。「最大多数の最小不幸」原則と言う。
■何が幸いかは、個人ごと共同体ごとに違うはず。でも痛いのは
嫌、苦しいのは嫌、死ぬのは嫌、という具合に、幾つかの不幸に
ついては立場可換が成立しやすい。そこから順に手当てしようと
いうわけだ。
■第二に、社会内に多数の共同体があるとして、自分の属する共
同体の外の人なら耐えられることに共同体内の人が耐えられない
場合があるのと同じく、共同体内の大半の人が耐えられることに、
自分たち共同体内少数派だけが耐えられない場合もありうる。
■立場不可換が同心円的に生じうるということだ。そのため共同
体内少数派が、問題次第ではむしろ共同体外の人たちと感覚を通
底するのだ。そこで今日のリベラリズムは(1)各共同体内では
立場可換を保証し、かつ(2)共同体間では「参入離脱の自由」
を保証することを原則とする。

59 :中葉:04/01/12 21:30
4回目でようやく引用を終わります。長い紹介でごめんなさい。
宮台さんの要を得た解説は非常に役に立つと思ったので。

■しかしどこでの何についての競争か。そこには「そういう競争
に参加することが公共的だ」との政策判断がある。競争ルールが
第三世界を抑圧するなどの理由で競争参加に合意できない者はど
うすればいい? そこでは先の二つの原則が問題になる。「相対
的基本財についての共同体間にまたがる立場可換」と「参入離脱
の自由」だ。
■さて、法学の附従契約のロジックと同じで、「参入離脱の自由」
が形式的に保証されても、乗換先となる共同体が存在しないと机
上の空論に堕する。そこで社会に多様な共同体が存在し、また共
同体を新築しうることがポイントになる。かくしてリバタリアニ
ズムに親和的な共和制的分権思想が見直される。
■リバタリアニズムでは足りないとリベラリズムが主張され、リ
ベラリズムでは足りないとコミュニタリアニズムが主張される。
でもコミュニタリアニズムで足りないとリベラルな追加措置が提
案され、一部リバタリアニズムが再評価される。こうした三者の
円環が、政治思想の煮詰まった今日的状況だ。

60 ::04/01/12 21:50
★あけましておめでとう★おまんこ最新情報★
http://2.csx.jp/users/koukichi/tada.html

61 : :04/01/14 23:28
 宮台氏の「要約」たしかに、うまくまとまっていると思います。
ただ、宮台氏に限らず、社会学者によるこうした「まとめ方」と
いうのは、うまくまとまっている反面、それぞれの議論が持つ固
有の背景や細部の論点を、切り落としてしまっている、そういう
「まとめ方」が多いように思われます。
 と言いつつ、私も社会学の人間では、一応あるのですが。


62 :中葉:04/01/16 07:02
>>61
のおっしゃることに同感です。

その対極としてバークレーのロバート・ベラー
http://www.robertbellah.com/
心の習慣、善い社会、徳川時代の宗教などがあります。

また、古いところではカール・マンハイム「自由・権力・民主的計画」
があります。

私は出版社の了解を得て、その講義録版を作成し、10年間使いました。
http://home1.catvmics.ne.jp/~shibatay/plan1.htm 他

講義録版では、第12講 思考、哲学、宗教、および社会秩序の統合
12.1 ダイナミックな社会における宗教的な統合
http://home1.catvmics.ne.jp/~shibatay/plan3.htm
(原本ではp.478第13章 1)に以下の文章があります。
“社会を一つに結びつけ、秩序をもたらすものは何かという問いかけは、
社会学者が答えなければならない最も重要な問題の一つである。しかし、
現代の社会学者の多くは、統合の必要性をあまり感じないし、その研究にも
あまり力を入れていない。おそらくその理由は、現代人の思想の根底にある
近代主義(モダニズム)が基本的には既存社会秩序に対する反抗の所産で
あったことによるのであろう。彼らは既存秩序のマイナス面しか見ておらず、
彼らは行く手にある障害物を気にするあまり、その原因となっていて、
彼らにとっては時代遅れにしか見えない強制と厳格さとに反抗したので
あった。コントのように社会的統合の重要性を認識していた例外もあるが、
一般の社会学者は、自由主義者や無政府主義者達が考えたのと同じように、
統合は自然発生的におこると考えていた。”

ちなみに、私の出身はシステム論系です。自戒しなければ。

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